出産時出血で対応指針=救急指標利用し迅速判断−大野病院事件機に5学会(時事通信)

 日本産科婦人科学会、日本輸血・細胞治療学会など5学会は8日、出産に伴う大量出血に対応するガイドラインを作成したと発表した。主に救急現場で用いられるショック・インデックス(SI)という指標を用いて出血の状況を速やかに判断するとし、輸血準備や高次施設への搬送などの対応をチャート表で分かりやすく示した。
 生命にかかわる大量出血は、妊産婦300人に1人程度起きるとされ、母体死亡の主要原因となっている。同日会見した輸血・細胞治療学会理事長の大戸斉福島県立医科大教授は「日本全体の標準治療として普及することを願う」と話した。
 5学会は、帝王切開手術の際に妊婦が大量出血して死亡し、主治医が逮捕された2006年の福島県立大野病院事件(08年無罪確定)をきっかけに検討を開始。約25万例の出産の詳細なデータを基に、リスク要因や出血量の目安、それに応じた対応をまとめた。 

【関連ニュース】
「重症患者引き受ける体制を」=搬送拒否で裁判長付言
岐阜県に8400万円賠償命令=妊婦死亡、病院側過失認める
小児科と産婦人科、減少傾向続く=08年医療施設調査
「裁判で未解明な点多い」=弁護士ら学会に究明要望

高速無料化は堅持を=参院選マニフェストで−国交相(時事通信)
<北海道厚沢部の車両火災>子供乗る後部シート付近で出火か(毎日新聞)
理容店にトラック突っ込む=運転手死亡、女性2人軽傷−熊本(時事通信)
所管法人余剰金の精算怠る=厚労省に2億円返納要求−検査院(時事通信)
<西大寺>唐人官僚名ある墨書土器初出土 奈良(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。